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環境報告書 | 環境・社会 | レンゴー株式会社

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(1)

RENGO

2008

環境報告書

Recycle

を通して

Resource

を考える

Rengo

です。

本  社 〒530-0005 大阪市北区中之島2-2-7 中之島セントラルタワー      TEL 06-6223-2371 FAX 06-4706-9909

東京本社 〒108-0075 東京都港区港南2-16 -1 品川イーストワンタワー      TEL 03-6716-7300 FAX 03-6716-7330

Recycle = 再生利用、Resource=資源。 循環型社会の構築推進のために、私たちRengoは、

これからも「Re=再び、もう一度」の発想を大切に、 事業を進めていきます。

(2)

2 1

会社概要

レンゴーについて

主な事業分野

事 業 内 容

社 名

本 社

創 業

設 立

代表取締役社長 資 本 金 売 上 高

従 業 員 数

グル ープ会 社

レンゴー株式会社(Rengo Co., Ltd.) 〒530-0005

大阪市北区中之島2丁目2番7号 中之島セントラルタワー TEL.06-6223-2371  FAX.06-4706-9909 1909年(明治42年)4月12日 1920年(大正9年)5月2日 大坪 清

31,066百万円(2008年3月31日現在) (2008年3月期)

連結435,338百万円 単体276,888百万円 (2008年3月31日現在)

連結10,181人 単体2,657人

(2008年3月31日現在) 子会社64社 関連会社32社

1.

2.

3. 4. 5.

6.

7.

段ボール、段ボール箱、紙器、その他紙加工品 の製造・販売

板紙(段ボール原紙、白板紙、紙管原紙など)の 製造・販売

軟包装製品、セロファンの製造・販売 包装関連機械の販売

各種機能材商品(多孔性セルロース粒子、ワサ ビ・カラシ成分を利用した天然系抗菌剤など) の製造・販売

各種工業製品(水処理剤、紙力増強剤など)の 製造・販売

バイオ技術を利用した甘味料の製造

●2007年10月 紙器工場である川崎工場を葛飾工場に          移転・統合しました。

●2008年4月  段ボール・印刷紙器一体型工場として          新京都事業所が発足しました。 ●2008年5月  次世代育成支援対策推進法

        「基準適合一般事業主」に認定されました。

(百万円) [ 売上高 ]

2003 100,000

0 200,000300,000400,000 0

2004

2006 2005 単体

連結

375,063

391,174

402,168

412,986 261,827

261,820

263,435 254,466

2007 276,888435,338

(百万円) [ 経常利益 ]

2003

5,000 10,00015,00020,000

2004

2006 2005

11,914

20,833

21,897

18,463 14,867

15,182

12,873

2007 6,98711,507

7,076

(人) [ 従業員数 ]

2003

2,0004,000 6,000 8,00010,000

2004

2006 2005

9,176

9,385

9,545

9,747 2,850

2,819

2,746

2007 2,657 10,181

2,988

(百万円) [ 連結事業別売上高比率 ]

板紙・紙加工関連事業 355,281 (81.6%) 軟包装

52,275 (12.0%)

その他

27,782(6.4%)

0

事業の現況

事業内容

報告期間中に発生した、事実上の重大な変化

国内事業所

 社会のライフスタイルの変化を反 映し、耐水や保冷、防虫など各種メー カーや流通・卸売業からの多様な包装 ニーズに応えるだけでなく、ユニバー サルデザインなど、環境にも人にも優 しい段ボール製品を提供しています。

段ボール事業

 食品や菓子などの商品を直接包む 軟包装や機能性フィルムを食品や薬 品メーカーに提供しています。木材パ ルプが原料のセロファンは焼却しても 有害ガスの発生がなく、土中で分解さ れる環境に優しい製品です。

軟包装事業

 古紙を主原料に、近年では生産時 の効率化・省エネルギー化・省資源化 を高め、環境負荷を低減させた段ボー ル原紙や紙器用板紙、紙管原紙を製 造。レンゴー内外の工場やメーカーに 提供しています。

製紙事業

 新素材や新製品の研究・開発を進め ています。特に紙の主成分セルロース からできた「ビスコパール」は、親水性 や吸油性に優れ、消臭、抗菌、有害物 質の吸着など、人と環境に優しい高機 能材として期待を集めています。

新素材などの研究・開発

 板紙や段ボールを利用し、食品や 飲料、日用雑貨などさまざまな商品 の紙製パッケージを各種メーカーに 提供しています。美粧印刷を施した 商品は、輸送後もそのまま店頭で広 告効果の高い陳列が可能です。

紙器事業

 北海道から九州まで、国内のグルー プ企業ネットワーク32社が地域に密 着したサービスを提供。海外では東南 アジアや中国など6カ国24工場のネ ットワークで、アジア圏の包装ニーズ と経済発展にも貢献しています。

関連事業 国内・海外

本社、東京本社、研究所の他、製紙工場5、 段ボール工場26、紙器工場3、セロファン工場1、 化学品・バイオ工場1、印刷加工工場1の

全国を網羅する国内事業所を擁しています。

本社 東京本社

中央研究所/中央研究所(福井)

恵庭工場 旭川工場 青森工場

利根川紙器工場 葛飾工場

仙台工場 郡山工場 小山工場 前橋工場 東京工場 千葉工場 湘南工場 清水工場 長野工場 松本分工場 新潟工場 豊橋工場 名古屋工場 福井工場 滋賀工場

三田工場 和歌山工場 防府工場 松山工場

広島工場 [ 工場・事業所 ]

段ボール工場

利根川事業所(製紙工場) 八潮工場

金津事業所(製紙工場) 淀川工場 尼崎工場 製紙工場

紙器工場

武生工場 セロファン工場

利根川事業所(加工工場) 印刷加工工場

金津事業所(化学品・バイオ工場) 化学品・バイオ工場

新京都事業所(段ボール工場)

京都紙器工場 岡山工場

鳥栖工場

c o n t e n t s

レンゴーについて

社長メッセージ

段ボールから始まったレンゴーのパッケージング革命

段ボールの可能性を追求して

さらなるリサイクルを目指して

環境にやさしい生産体制に向けて

社会・環境コミュニケーション

マネジメント/コーポレートガバナンス

「エコチャレンジ009」目標と実績/環境会計

環境パフォーマンス/地球温暖化防止の取組み

廃棄物削減の取組み

環境汚染防止の取組み

主要な環境パフォーマンスなどの推移

グループの取組み

リサイクルマークについて

編集にあたって

1

3

5

7

9

11

13

15

17

19

20

21

23

24

25

26

一、活力あるビジネスを通して、

  繁栄と夢を実現すること

一、誠実公正な姿勢で個人を尊重し

  大事にする経営を行うこと

一、常に活気あふれ、

 革新を生み出す企業風土を醸成すること

一、企業倫理を確立し、法令規則を遵守すること

一、広く分かりやすい情報公開を通じて

  企業価値を高めること

一、地球環境の保護を重視すること

一、良き企業市民として社会に貢献すること

レ ン ゴ ー グ ル ー プ の

経 営 理 念

 レンゴーグル ープは、明 治 4 2 年 (1909年) 創業者井上貞治郎が、 日本 で初めて『段ボール』を世に送り出して 以来、『パッケージング・ソリューション・ カンパニー』として歩んでまいりました。 私たちは、「包む」「装う」ことによって お客様の商品の価値を高め、また「物 の流れ」を最適化することを通じて、 社会に貢献いたします。そして、常に パッケージング・テクノロジーを進化さ せ、新たな価値を創造しつづけるため に、右の指針に基づいて企業活動を行 います。

(3)

4 3

 2008年、段ボール業界は99周年 を迎えました。段ボールが生まれてお よそ一世紀、レンゴーは1909年の創 業以来、グループとともに段ボールの 可能性を追求してきました。

 1923年には原紙・段ボール・段ボー ル箱を製造する一貫生産体制を築き、 段ボールの役割であるモノを包むとい う基本性能の向上はもちろん、使用後

に回収された古紙をいかに効率よく板 紙に再生するかというリサイクル性能 の改善にも取り組んできました。その 結果、段ボール原紙の古紙利用率は業 界で常にトップの97.9%(2007年実 績)を達成しています。また、木材パル プの調達に関してもレンゴー独自の厳 格な社内方針を策定し、持続可能な森 林機能の保持に努めています。  こうした取組みに加え、段ボールの 可能性をさらに引き出そうと、近年レ ンゴーが力を注いでいるのがCフルー

ト段ボールの普及です。レンゴーが推 奨するCフルートは、中しんの使用量を 削減することで大切な地球資源を節約 し、生産および輸送効率の改善による 燃料使用の減少など、CO2の排出削減

に貢献します。

 急激な気候変動に伴い世界各地で 異常気象が頻発しています。そうした なか、地球温暖化防止への取組みは 喫緊の課題であり、2008年に開催 された北海道洞爺湖サミットでも、最 重要議題としてCO2削減対策が議論

されました。

 レンゴーでは、こうした問題に早くか ら着目し、1999年環境憲章を制定し ました。現在では全社が統一した意思 のもと、各工場における燃料転換や省 エネルギー対策を進めています。製紙 工場でのバイオマス焼却発電設備の 導入や、段ボール工場での都市ガスボ イラの設置、設備のインバーター化、 蒸気システムの改善に取り組み、すで に大きな成果を上げています。2007 年度は太陽光発電システムや液化天 然ガス(LNG)の設備を導入して環境 負荷の少ない生産体制を構築するこ とにより、1990年度比で17.8%※1 のCO2排出削減を達成しています。  しかし、低炭素社会の実現に向け、レ ンゴーとしてできることはまだまだあ

代表取締役社長

低炭素社会の実現へ、

省エネ・省資源施策を加速

ると考えており、今後は、環境に配慮し た設備面のさらなる強化とともに、環 境負荷の低い新製品の開発・改良を進 め、循環型産業に向けた省エネルギー・ 省資源施策を加速させていきます。

 これからのレンゴーグループに求め られることは、パッケージング・ソリュー ション・カンパニーとしての総合力を結 集し、環境性能をより一層向上させた パッケージ製品を開発・生産、市場に投 入していくことです。低炭素社会に向 けた新しい取組みのひとつとして、段 ボール箱へのカーボンフットプリントの 表示も前向きに捉えており、今より付 加価値の高いパッケージ製品をつくる ことで、多くのステークホルダーの皆 様に貢献できると考えています。  2009年、レンゴーは創業100周 年を迎えます。わたしたちは今後も、 本業を通じた環境経営を引き続き実 践し、社会から信頼される企業を目指 すとともに、従業員一人ひとりが誇り を持って働ける職場環境の整備を進 め、持続可能な社会の実現に向けてま い進していきます。

【基本理念】

【基本方針】

環境関連法の遵守

環境に関わる法規・条例・協定を遵守す ることはもとより、自主的な環境保全 活動についても積極的に取り組む。

省資源・省エネルギーの推進 先進技術を積極的に取り入れ、資源・エ ネルギーの有効利用と節約に努める。

廃棄物の適正処理と 最終処分量の低減

環境に配慮した適正な廃棄物処理を 行ない、廃棄物の発生抑制・再資源化 に努め、最終処分量を低減する。

1

2

3

環境負荷の小さい製品の 研究・開発と供給

商品の供給者として環境負荷の小さ い製品の研究・開発及び設計に努め、 環境配慮製品を提案・推進する。

環境に配慮した資材の 調達と生産活動の推進 資源の消費者として環境に配慮した資 材の調達に努めるとともに、生産活動 による環境負荷を積極的に低減する。

環境に配慮した 海外事業活動の推進 海外事業活動においては、当該国の環 境規制を遵守し、地域の状況に応じた 適切な環境保全に努める。

4

5

6

広報、啓発、社会活動の促進

1999年11月19日制定 全社員の環境意識の向上を目的とした 広報、啓発を行うとともに、地域や社会 の環境保全活動への参加・協力も行う。

7

レンゴーは、地球環境の保全に配 慮した経営を実践することが、企 業の持続的発展に不可欠であると の認識に立ち、全社あげて環境保 全活動に継続的に取り組む。

レンゴー株式会社

持続可能な社会の実現に向けて、

社会、環境、人に貢献できる企業を目指します。

社長メッセージ

より環境性能の高い

製品づくりを目指して

環 境 憲 章

段ボールの可能性を

追求して今年で99年

(4)

6 5

4

mm

%

4

,

3

00

Innovation

Environment

新京都と利根川の両事業所 に導入した最新設備などの 効果で、2007年度の年間 CO2排出量は1990年度比 17.8%削減※1を達成。京都 議定書の温室効果ガス合計 排出量削減目標の6%を上 回る数字です。(P11)

※1 日本経済団体連合会「環境自主行動計画」のCO2排出電力係数指定値の悪化の影響を受けており、従来指定値で算出すると、21.3%になります。  2009年、100周年を迎えるレンゴーは、段ボール事

業を起点に、パッケージング・ソリューション・カンパニーへ と発展しています。パッケージに対する時代のニーズを的 確に捉えながら、地球環境に配慮した製品開発、生産体制 の構築、社会支援活動などを積極的に展開しています。 本特集では、成長の礎となった環境への取組みについて、 4つの数字をテーマにレンゴーの今を紹介していきます。

レンゴーは、はじめの一歩から

環境に配慮したモノづくりを展開。

持続可能な社会の構築へ前進

CO

2

削減量

環境展「エコプロダクツ2007」 のブースには、多くの方が足を 運んでくださり、そのうち4,300 人の方にはアンケートにも答え ていただきました。普段はあまり 接する機会のない一般の方々と の交流を深めました。(P13)

エコプロ2007

4mmは世界標準の段ボール 「Cフルート」の厚み。5mmの Aフルートより中しんの使用 量が少ないため、省資源・省エ ネルギー化に貢献し、生産・輸 送効率の向上によりCO2の 排出を削減できます。(P7)

Cフルート

2007年度、レンゴー製段 ボール原紙の古紙利用率 を示す数字です。限りある 資源を有効活用するため、 回収された古紙を最大限 に活かす取組みを進めて います。(P9)

古紙利用率

段ボールから始まったレンゴーの パッケージング革命

P7

RENGO eco word

RENGO eco word

RENGO eco word

RENGO eco word

(5)

8 7

4

mm

Reduce

環境配慮に優れた

世界標準のCフルート

さらなる循環型産業へ、

段ボールの可能性を拓く

 地球環境に配慮した製品の開発を続けるレンゴーでは、 業界に先駆けてCフルート段ボールの増産を進めています。 Aフルートが主流の日本に対し、Cフルートは世界で約60

%を占めており、グローバル社会における段ボールの世界 標準化にいち早く対応するため、Cフルートの普及に全力 を傾けています。

 Cフルートは、Aフルートよりわずか1mm薄くなるだけ ですが、その環境負荷の低減効果は絶大です。例えば、Aフ ルートとCフルートを比較した場合、Cフルートの中しん使 用量減少により約20%減容化することができ、その削減に 伴い省資源・省エネルギーに貢献します。

C

フルート

Aフルート

Cフルート

省資源・省エネルギー

 段ボールの基本構造はサンドイッチの ような三層構造になっています。波形に 成形した中しんを、平らなライナで上下 から挟みこんで1枚の段ボールを作り、 この波状の中しんが、驚くほどの強さを 確保しています。

 また、段ボールの厚さにも秘密があり ます。成形した中しんの高さのことをフ ルート(段)といい、約5mmのAフルート から約0.5mmのGフルートまで、使用 目的によって使い分けができます。

三層構造が強さの秘密。使用目的に応じて

さまざまなフルートを使い分けます。

 「段ボール」の原型となる「ボール紙に段を付けた紙」 のルーツは、1856年に英国で発明されたシルクハット の汗止め用裏打ち材に求めることができます。米国でガ ラス瓶などの緩衝材として製造が開始され、その後ドイ ツなど世界各地に普及していきました。

 1900年代に入り、日本では電球用の包装材としてわ ずかに国産品が作られていました。しかし、当時輸入さ れていたドイツ製の化粧品用包装材と比べて品質が悪

 創業者・井上貞治郎が日本で初めて事業化した段ボ ールは、長年にわたる業界全体の努力により、回収・再 生利用の循環システムを確立した環境配慮型製品で す。さらなる循環型産業の構築を目指すレンゴーは、 世界標準のCフルート段ボールを積極的に採用。CO2

排出量の削減はもちろん、省資源・省エネルギー対策 にも有効な段ボールとして、普及を呼びかけています。

く、「外国品に負けない品質のものを作りたい」と創業者

の井上貞治郎が一念発起。今から99年前の1909年、 井上は「ボール紙に段を付けた紙」の製造に成功し「段 ボール」と名づけたのです。

英国生まれ、

米国育ちの包装材。日本では

井上貞治郎が「段ボール」と名づけました。

段の高さ(フルートの種類)は 全部で6種類。輸送・生産効 率向上による環境負荷の低 減効果と、強度とのバランス を考えて、どのフルートを使用 するか決定します。 上から順番に、ライナ、中しん、

ライナという三層構造が段ボー ルの基本。ライナと中しんの接 着面には、コーンスターチから 作られたのりを使っています。

段ボールの基本構造

99年前に誕生した段ボール

段ボール・板紙の生産工程

段ボールについて

配送

分別 回収 巻き取り・

断裁 巻き直し 板紙完成 (段ボール原紙)

C フルートは、A フルートより 厚みが約 1mm 薄くなります

フルートの厚みが約 1mm 薄くなることで約 20%の 減容となります

Cフルートの中しん

※1 数値は A フルート全量を C フルート化および AB フルート全量を BC フルート化する事を前提として業界値を用いて算出した推定値です

湿紙 形成 脱水

乾燥・

つや出し 繊維をすりつぶす異物を取り除く・

使用済み 段ボールを

解かす

製品使用

段ボール

シート 製箱 ケース完成 裏ライナと

貼り合わせ 表ライナと貼り合わせ 所定の長さに切断 中しんを

段成形

トリミングロス

段ボール生産工程

板紙生産工程

国内のAフルートをすべてCフ ルートにした場合、中しんを 約 15 万トン削減できます

容積

約20%

中しん 削減量 約15万トン※1

エネルギー の低減

資源の 低減

積載効率の向上

輸送効率の向上 燃料効率の向上

ENERGY

フルート(段)

ライナ

ライナ

中しん

段ボール製造機1号。手作 業による試行錯誤の末、段 ボールの製造に成功した。

CO

2

11

トン/年

の削減

※1

Aフルート をすべてCフ ルートにした場合、中し んの削減 量、段ボール 輸送の効率化によって

CO2排出量は年間約 11

万トン削減されます。

G

F E B C A

Cフルート 約4mm

(6)

10 9

Recycle

古紙利用率の向上を推進し、

資源の有効活用に貢献

製品の設計技術向上により、

リサイクルしやすい製品を開発

皆様と一緒に地球のことを考え、

円滑なリサイクルの輪を構築

 限りある資源を守るため古紙利用率の向上に取り組ん でいるレンゴーは、2007年度も97.9%※1という高い数 字を達成しました。レンゴー独自の調達方針に沿って購入 している木材パルプの使用はわずか2.1%となり、持続可

能な社会に大きく貢献しています。

 高い古紙利用率を支えているのは、業界全体で構築した 段ボールのリサイクルシステムです。包装材として使った段 ボールを分別排出し、古紙として回収されたものは再び板 紙となり、段ボールの製造に使われています。

再資源化

 使用済み段ボールを古紙として再利用する 際に問題となるのが、粘着テープやステープル などの禁忌品です。レンゴーは、禁忌品の除去

が容易なアラジンオープンや、封かん材不要の ノンステープルなど、リサイクルしやすい製品 を開発し、段ボールの再資源化に努めています。

 リサイクルに対する社会的な意識が高まるなか、 レンゴーでは早くから再資源化への取組みを進めて きました。段ボールのリサイクルシステムを確立し、 古紙利用技術の向上を図ることにより、レンゴーの 古紙利用率は業界で常にトップを維持しています。 また、使う人のことを考えてリサイクルしやすい製品 を開発しており、社会の期待に応え続けています。

古紙を使って

板紙をつくる

古紙を

回収する

板紙を使って

段ボールをつくる

段ボール

製品を使う

使用済み段ボールを

分別排出する

リサイクルの輪

 裏ライナに特殊な保冷塗工剤を コーティングした段ボールです。そ のため、保冷性・保湿性・ガスバリア 性に優れており、高い鮮度保持機能 を備えながら、リサイクルが可能な 製品です。

① ②

①の部分を親指 で押し込む

②をつかみ、テープと ともにめくり上げる

リサイクール

 製品の側面に加工を施し、封かんしたテープをはがしやすいように工夫して、 分別・リサイクルがしやすくなります。

アラジンオープン

 フラップの一部を折り曲げて、 本体に差し込むだけで封かん が完了するよう設計しています。 使用後は簡単に解体でき、テー プやステープルが不要となるた め、分別する必要がなく、そのま まリサイクルできます。

ノンステープル

段ボール原紙

(板紙)

パルプ

利用率

2.1%

古紙利用率

97.9%

※1

※1 古紙利用率(%)= 古紙消費量+古紙パルプ消費量 ×100 繊維原料合計消費量(パルプ+古紙+古紙パルプ+その他)

 購入パルプの調達にあたって、地球環境問題、木材資

源の有効活用の観点から、違法伐採された木材原料(チッ

プ)を使用していないサプライヤーから調達するよう、以 下「木材パルプの調達方針」を定めました。

パルプの調達にあたり、法令を遵守して生産 されたパルプを調達する。

木材原料(チップ)の出所が遡れ、適正に管理 された森林より生産されたものであることが 確認できるサプライヤーから調達する。 サプライヤーから「違法伐採木材は取り扱わ ない」という誓約書並びに、トレーサビリティ レポートもしくは第三者機関による合法証明 書を入手する。

毎年度の違法伐採対策の取組みについて、その 概要を公開するとともに、第三者の監査を実施 する。

違法伐採対策に関連する資料は最低5年間 保管し、監査などの必要に応じ開示する。 基本調達方針

サプライヤーが、日本製紙連合会の「違法伐採対策の 自主的な取組み」を実施している場合は、当該サプライ ヤーが発行する合法証明書を入手する。

上記以外の場合は、サプライヤーから「違法伐採木材 は取り扱わない」という誓約書を入手するとともに、伐 採地域・樹種・数量などを記載したトレーサビリティレポ ートの作成を要求し、定期的に同レポートを入手する。

サプライヤーから「違法伐採木材は取り扱わない」とい う誓約書を入手する。

原則として森林認証システムによる証明書の提出が可 能なサプライヤーから購入し、その証明書を入手する。 上記以外の場合は、伐採地域・樹種・数量などを記載し たトレーサビリティレポートの作成を要求し、定期的に 同レポートを入手する。

1.

2. 1.

2.

3.

4.

5.

1.

2.

3.

合法証明システム

木材パルプの調達方針

[ 国産パルプ ]

[ 輸入パルプ ]

2007年10月1日制定

違法伐採対策の取組み

宅配便の伝票類や 粘着テープなどの 禁忌品を除去

段ボール原紙 (板紙)

スライドロック カインドロック かにかにロック 木材パルプの

(7)

12 11

国内排出量取引制度に

参加しています

利根川事業所

 低炭素社会の実現に貢献するため、レンゴーでは さまざまなチャレンジを重ねています。なかでも、新 京都事業所の太陽光発電システムや、利根川事業所 のLNG(液化天然ガス)といったクリーンエネルギー の活用によって、CO2排出削減量は1990年度比で

17.8%削減を達成しました。(この数字は日本経済 団体連合会「環境自主行動計画」のCO2排出電力 係数指定値の悪化の影響を受けており、従来指定値 で算出すると21.3%になります。)

レンゴーの水使用量は製紙工場の割合が大半を 占めています。そこで、製紙工場はさまざまな処 理を行い、水の循環利用に取り組んでいます。

古紙の利用だけでは紙の強度が弱くなるため、パ ルプの使用をゼロにすることはできませんが、古 紙をより有効に使う努力を行っています。

化石燃料

※1

工場で焼却したときに発生する熱エネル ギーを利用しています。最後まで、資源の 有効活用を考えています。

利根川事業所のLNGサテライト基地 新京都事業所の太陽光発電システム

新京都事業所の太陽光発電システム

生産時に必要な電力源として LNG(液化天然ガス)などクリ ーンエネルギーを導入し、効率 的な電力利用に努めています。

クリーンな燃料への転換や、設備導入を行い大気への排出 低減に努めています。

積載率の向上、実車率の向上を意識した物流システムを活 用して、輸送面においても、CO2の削減に取り組んでいます。

(リサイクル量22万t 最終処分量7千t)

製紙工場では、国または地域の定める排水基準を十分にクリアするまで、「加 圧浮上」「活性汚泥」「活性炭吸着」による浄水処理を徹底しています。

段ボール工場で発生したトリミングロスはすべて、製紙工場に運んで原料とし て使用しています。そのほかにも、再資源化できるものは分別を行い有効活用 を行っています。

※ 各種類の値は四捨五入しているため収支が合わない場合があります。

※1 二酸化炭素排出量および熱量の係数は日本経済団体連合会「環境自主行動計画」に基づいた換算係数を使用しました。 ※2 太陽光発電システムにおける発電量においては資源エネルギー庁の「エネルギー源別発熱量一覧」より発熱量換算係数を使用しました。

※1

LNGサテライト基地 容量 1,000m3

2号ボイラー 単胴自然循環式

設備

設備概要

設備

設備概要

人にも環境にもやさしい

生産拠点を目指して

新京都事業所

太陽光発電システム効率向上追求型 [発電能力] 出力400kW 年間約37万kWh  2008年春にリニューアルした、レ

ンゴー初の段ボール・印刷紙器一体型 工場の新京都事業所では、再生可能エ ネルギーである太陽光発電システムを 導入しています。

 この太陽光発電システムは年間約3 7万kWhの発電能力を有しています。

また、工場が休日の日に発電した電力 は電力会社に再生可能エネルギーとし て供給しています。2007年度はCO2

排出量を約143t-CO2削減し、約6千

kWhの再生可能エネルギー供給がで きました。また、パネルを屋根に設置し たことで、2重屋根の状態となり、夏場 の事業所内の気温上昇を抑制し、職場 環境の改善にも役立っています。

 地球温暖化に影響を及ぼすCO2排

出量削減に積極的に取り組んでいる レンゴーでは、環境省による『自主参 加型国内排出量取引制度』に参加し て、2007年、利根川事業所でLNG (液化天然ガス)設備を稼動しました。  2007年度はこの制度での排出量 削減の約束期間に当たり、LNGへの 燃料転換による目標削減量44,750

t-CO2を上回る45,308t-CO2の削

減 を 達 成した 事 により、余 剰 分 の CO2排出削減量はこの制度における

排出枠として認証されました。

INPUT

使用する資源の量

t

196

4

万t

40

TJ

11,885

3,883

TJ

2,283

m

3

「 重 油 から 都 市 ガス へ 」と CO2排出係数の低い燃料へ の転換を図っています。

古紙

パルプ

購入電力

※1

廃棄物燃料

※1

太陽光発電や、バイオマス焼却炉による 熱利用・発電を行い、再生可能エネルギー を自工場において使用しています。

TJ

TJ

918.5

再生可能エネルギー

※2

エネルギー

製造時

輸送時

OUTPUT

排出する物質の量

t

SOx

266

NOx

908

t-CO

2

大気への放出

工場排水

河川・下水放流

廃棄物

製造

原料

t

VOC

665t

BOD

1,761t

SS

630t

COD

2,234

t

ばいじん

60t

CO

2

89

m

3

排水量

2,104

t-CO

2

CO

2

6.6

23

t

環境配慮の生産体制を確立し、

CO

2

を17.

8%

(1990年度比)

削減達成

環境配慮の生産体制を確立し、

CO

2

を17.

8%

(1990年度比)

削減達成

(製紙工場のみ)

(製紙工場のみ)

クリーンエネルギーの活用で、

(8)

14 13

4

,

300

多くの方々にもっと伝えるために、

社会とのつながりを深める

多様なコミュニケーションで、

分かりやすい情報を発信する企業へ

「段ボールたいけん工場」をテーマに、

リサイクル性に優れる段ボールをアピール

 2007年12月13日∼15日に東京ビッグサイトで開かれ た、日本最大級の環境展「エコプロダクツ2007」に参加 しました。

 テーマは「段ボールたいけん工場」。リサイクル性に優 れる段ボールをもっと身近に感じてもらおうと、段ボール の歴史や基本構造はもとより、生産工程の一部を再現した 段ボールのつくり方などを展示、紹介しました。

 また、レンゴーの環境に対する取組みや、環境配慮型製品 も併せて展示し、多くの方にご来場いただくことができました。

 「ごみ減装(へらそう)実験2008」に、パッケージメー カーとして唯一参加しました。

 この実験は、ごみの発生抑制を目的に容器包装を簡 易化した新しい購買スタイル「減装(へらそう)ショッピ ング」を呼びかけるもので、神戸大学の学生が中心とな り、産官学民の協働によって実現しました。近年、省資 源・省エネルギーは世界全体で取り組むべき重要課題と なっています。レンゴーはパッケージメーカーとして、環 境負荷の低減に貢献すべく今回の活動に参加しました。

 レンゴーはこれまでにも、環境情報の開示 や工場見学など地域社会との対話や貢献活動 を通して、さまざまな立場のステークホルダー と交流を深めてきました。2007年は、環境展 示会「エコプロダクツ2007」に出展し、貴重 なご意見を多数いただき、2008年は「ごみ減 装(へらそう)実験2008」にも参加。今後も、 あらゆる方々とともに環境意識が高まるコミ ュニケーションの場を設けていきます。

エコプロダクツ2007

社会活動への参加

ごみ減装(へらそう)実験 2008

ブース・展示品・パネルなどについて

・段ボールをうまく使うとすごい力ですね。私が座ってもびくともしない 椅子でした。(50代・女性)

・段ボールの仕組みなど色々わかってとてもおもしろかった。 (高校生・男子)

環境問題やリサイクルについて

・段ボールに他の紙を貼った梱包材が多く、分別に迷います。世の中に もっと分かりやすく教えてください。(40代・女性)

・電化製品だけでなく、段ボールでもエコができるのですごい!! (小学生・男子)

段ボールについて

・段ボールが3枚でできているなんて知らなかった。(中学生・女子) ・Cフルートが普及されるといいですね。色々なアイデアを感じました。

(30代・女性)

※1 会期中約4,300人の方にアンケート調査を実施。回答の一部を紹介します。

エコプロダクツ2007来場者の声

※1

 1956年から始まった日 本の南極観測。レンゴーは 観測開始以来、現地での活 動に欠かせない大切な資材 や生活用品の輸送、貴重な 収集物を保護するための包 装材として、段ボールケー スを提供しています。これか らも南極観測隊の活動を力 強く支え続けていきます。

文化支援

 利根川事業所の納涼大会 も2007年で30回目を迎 えました。地元・坂東市岩井 の夏の風物詩としてすっか り定着し、毎年多くの来場者 で賑わいます。

コミュニケーション

利根川事業所納涼大会

 レンゴーでは、会社の状況をより多くの方に知って いただくために、環境報告書やアニュアルレポートを 発行しています。

環境報告書・アニュアルレポートの出版

2007 年環境報告書 2007 アニュアルレポート

 地域に密着した環境活動 の一環として、各事業所や 工場の従業員は、定期的に 地域環境の美化活動を行っ ています。

工場のクリーンキャンペーン

南極観測隊への支援

 段ボールを素材にした芸術作品などで知られる日比野克 彦氏。レンゴーは、日比野氏の社会活動を全面的にサポート しています。2007年には日比

野克彦アートプロジェクト「ホ ーム→アンド←アウェー」方式 が開催され、さまざまなワーク ショップを通して、若者に対す る新しい形の支援が行われまし た。このような社会活動をレン ゴーは応援していきます。

[実験概要] ■実施団体 NPO法人ごみじゃぱん (http://gomi-jp.com)

■正式名称

容器包装の簡易化促進に関する生活実験 「ごみ減装(へらそう)実験2008」

■期間

2008年5月15日(木)∼8月15日(金) の3ヵ月間

■実験地域

神戸市東灘区全域(世帯数:93,660世帯 /人口:207,832人/面積:30km2

アーティスト日比野克彦氏への応援

“朝顔の種”と“船”をモチーフにした作品 を中心にワークショップなどが開かれた 「ホーム→アンド←アウェー」方式 (金沢21世紀美術館) 「ごみ減装(へらそう)実験2008」の記者会見の様子

(2008年4月8日)

2007年利根川事業所の納涼大会の様子 観測活動にレンゴーの段ボールを使う隊 員たち

(9)

16 15

マネジメント/コーポレートガバナンス

監査役室 内部監査部門

グループ経営会議

取組みの状況

取締役、監査役制度の強化を進め

経営の透明性を高めていきます

 取締役会の一層の活性化を図るとともに、経営の意思決 定・監督機能および業務執行機能の強化を目的とした、執 行役員制度を導入しています。原則として、毎月1回以上、 経営幹部会・社内役員会などを開催して、重要な情報の共 有化を図っています。

内部統制システム

 基本的な考え方として2006年5月に「内部統制システ ム構築の基本方針」を策定し、リスク管理の規定や実効的 な監査が行われる体制などについて明確にしています。さ らに、2008年4月代表取締役社長直轄の「監査部」を新設 し、財務に関する情報の適正性を確保するための体制を構 築しています。

基本的な考え方

■コーポレートガバナンス体制図

 「真理は現場にある」という基本理念のもと、権限の委譲、 意思決定の迅速化を図りながら、現在の取締役、監査役制 度を一層強化することで、コーポレートガバナンスをさらに

充実させていきたいと考えています。また、株主、投資家の 皆様へは迅速かつ正確な情報開示に努めることにより、経 営の透明性を高めていきます。

環境推進体制

 レンゴーでは、「経営理念」に掲げる地球環境の

保全に配慮した経営を実現するため、「環境憲章」

の基本方針に基づいた「環境推進体制」を定めて います。

 環境管掌役員を委員長とする「環境委員会」で は、環境保全活動の推進役として環境に関する全 社的な方向性の決定や、結果の検討・見直しを行っ ています。

 また、各事業所長および工場長を中心とした「事 業所環境委員会」では、各地域の条例などに応じた 独自の環境方針を定め、周辺地域に根ざした環境 保全活動を行っています。

環境教育

 一人ひとりの環境保全の理解を深めるため、『すべての

従業員が日々の業務の中でそれぞれの役割と責任を自覚 し、確実に実践することが重要』との考えのもと、従業員が 業務上必要となる教育や訓練のニーズを明確にし、さまざ まな研修を効果的に実施し

ています。具体的には新入社 員や全従業員を対象にした 「全体教育」、新任総務部課長、

生産管理・施設係など異なる立場やスキルを持つ従業員に 対する「部門別教育」、計画的に必要な資格を取得させる 「資格取得教育」の3階層に分けて研修を行っています。

リスクマネジメント(緊急事態への対応)

 レンゴーでは、緊急事態や事故 に備えて、その可能性がある施設 や工程を特定し、予防および緩和 処置に関する手順書を作成してい ます。対応手順に問題がないか定 期的にテストも行い、改善点など があれば見直しを行っています。

グリーン購入

 環境負荷を低減する観点から、レンゴーではグリーン購 入ガイドラインを制定しています。製品を購入する前にそ の必要性を十分に考慮し、環境に配慮された製品の購入を 推進しています。

 また、2005年から試験的に導入を進めていたハイブ リッドカーは、2008年までに9台を導入し、今後も順次進 めていく計画です。

ISO14001認証取得状況

 環境負荷の低減を経営の重要課題として位置づけ、その 基本ツールとして国際規格であるISO14001の環境マネ ジメントシステムを導入しています。すでに、すべての工場 において認証取得を完了しており、各工場では計画的な環 境保全活動を進めています。

 認証工場では原則として、年1回の内部環境監査と外部 認証機関による監査を行っています。内部環境監査では、 社内で監査チームを編成して、工場内のチェックを定期的 に行っています。

取締役会 代表取締役社長

CSR委員会

●環境憲章に関する検討・提言

●環境保全活動体制に関する審議・決定

●全社環境目標や重点施策に関する審議・決定

●法規制対応事項に関する検討

●その他の事項に関する検討

環境保全計画の実行、見直し

●年度目標、計画の作成

●計画実行の推進

●実行結果の検討、見直し

研修名 内容

ISO14001基礎講座 内部環境監査員養成講座 新入社員導入教育 新任総務部課長研修 ユーティリティ関連設備講習会

ISO14001概要説明と規格の内容 内部環境監査員を養成

環境対策の取組み 環境対策について

環境法規制と過去の事故例等説明

新入社員導入教育 (2008年4月15日)

土のうの積み方の訓練 (淀川工場) 株主総会

本社部門 ・ 各事業部門 ・グループ各社

監査役会 会計監査人

代表取締役

執行役員

監査役5名 (うち社外監査役3名)

取締役会

取締役15名 (うち社外取締役1名)

経営幹部会

(重要案件の審議等)

選任/解任 選任/解任

報告

報告 監査

選定/解職

監査 監査 報告

報告

報告 監査 報告

選任・再任の同意 会計監査相当性の判断

報告 方針提示

計画具申

報告等 計画等承認方針提示 重要案件の

付議・報告 指示監督 選任/解任

C

S

委員長:事業所長・工場長

委員長:管掌役員 メンバー:関連組織の部門長

メンバー :各部門長 他

環境委員会

事業所環境委員会

環境に関する方向性の決定・結果の検討及び見直し

CSR委員会

Plan

Do

Check Action

(10)

18 17

0

0

9

『エコチャレンジ009』目標と実績

『エコチャレンジ009』の改定

環境負荷の低減活動を集計しています

環境会計

 2008年度の環境委員会においてエコチャレンジの見直しを行いま した。改訂事項は、下記の通りです。

■二酸化炭素の排出削減・・・2009年度の目標がほぼ達成できることを考

       慮して、2009年度の目標を前倒しで設定

■ゼロエミッション・・・・・・・・・・・・・2008年度の目標の設定 

■段ボールの減量化・・・・・・・・・2004年度実績比m2当り2%重量以上削減

      に変更

■グリーン購入の推進・・・・・・・・営業車のハイブリッドカ−の推進を追加

■環境啓蒙活動への参加・・・チームマイナス6%への参加継続、1人、1日、

      1kgCO2削減キャンペーン協賛を追加

『エコチャレンジ009』2007年度総括

 2007年度は、『段ボールの減量化』、『情報開示』の各項目において は達成しましたが、『省エネルギーの推進』、『リサイクルの推進』、『廃棄 物の最終処分量の低減』、『グリーン購入・グリーン調達の推進』の項目 では、目標の未達成または一部前年度より悪化した項目が見られました。  『省資源・省エネルギーの推進』においては、全社CO2総排出量は前

年度より約3万t-CO2削減できましたが、原子力発電所の停止による

電力のCO2排出係数が悪化したために、削減量が予想より大幅に下回

り、2007年度目標を達成することができませんでした。ただし、200 6年と同じ係数を使用した場合については、21.3%の削減で目標を達 成しています。

 環境保全コストの投資額596百万円は、2006年度の14%に あたり、全社の設備投資額の約4.5%に相当し、費用額5,485百 万円は2006年度とほぼ同額で減価償却費を除く総費用額の約 2.1%に相当します。

 2006年度と比較すると2007年度は大型設備の投資を行って いないために投資額は、大幅に減少する結果となりましたが、2005 年度の754百万円と比較するとほぼ同程度の水準となりました。  一 方 、昨 年 度 から社 会 活 動 の 一 環として「 エコプロダクツ 2007」に出展を行った結果、社会活動コストが、大幅に増加しま した。2007年度の環境投資の結果は、CO2排出削減および製

品の単位面積当たりの重量削減といった結果に反映しています。  環境保全対策に伴う経済効果は、産業廃棄物であった廃棄物を 有価物で売却することにより、「有価物の売却益」として、2006年 度に比べ225百万円増える結果となりました。

■対象期間 : 2007年4月1日∼2008年3月31日 ■集計範囲 : レンゴー単体

■集計方法 : 環境省の

      「環境会計ガイドライン2005年版」に準拠 ●環境保全コストの集計方法

①環境保全コストの費用額には投資額の減価償却費を  含まない。

②環境保全以外の目的のある複合コストの場合には環境保  全目的の割合に応じて25%単位で按分して算出している。 ③複数の分類にまたがる環境保全コストの場合には、各分類  の寄与割合に応じて25%単位で按分して算出している。 ●環境保全効果の内容

環境目標「エコチャレンジ009」の主要な環境保全活動であ る「二酸化炭素の排出削減」、「ゼロエミッション」および段ボ ールの軽量化の結果である「エネルギー投入量(CO2総量)」、 「廃棄物最終処分量」、「製品の単位面積当たりの重量」で示

している。

●環境保全対策に伴う経済効果の内容

実質的効果であり、財務会計との整合性がはかれる「有価物 の売却益」としている。

※1 2007年度までの排出係数を使用して算出した場合 ※2 最終処分量の定義:エコチャレンジ009では(構外排出量−リサイクル量)を最終処分量と定義しています。

自己評価の記号について ◎:目標大幅達成、○:目標達成、×:目標未達成、△:悪化

環境憲章 項 目 2007年度目標 自己評価 2008年度目標 2009年度目標

省資源・ 省エネルギーの 推進

廃棄物の適正処理と 最終処分量の低減

※2

(ゼロエミッション) 環境負荷の 小さい製品の 研究・開発と供給 環境に配慮した 資材の調達と 生産活動の推進 (グリーン調達)

PRTR法指定化学物質の 管理と削減検討 グリーン調達の推進

グリーン購入の継続推進 グリーン購入の推進

グリーン調達の継続推進 PRTR法指定化学物質の管理と削減検討

グリーン購入の継続推進

営業車のハイブリッドカーの導入推進 グリーン購入の継続推進

営業車のハイブリッドカーの導入推進 省エネルギーの推進

廃棄物の 最終処分量の低減 段ボールの減量化 リサイクルの推進

CO2総量※1 1990年度比22%削減 製紙・セロファン工場

2000年度比原単位63%削減 段ボール・紙器工場

2000年度比原単位65%削減 段ボール・紙器工場 リサイクル率99% 製紙・セロファン工場 リサイクル率93% 全工場 リサイクル率97%

CO2総量※1 1990年度比22 最終処分量※2を5,500トン以下にする リサイクル率97%以上にする

広報、啓発、

社会活動の促進 環境報告書の継続発行

環境報告書(環境会計を含む)の継続発行 チームマイナス6%への参加継続

1人、1日、1kgCO2削減キャンペーン協賛継続 環境報告書の作成

環境啓蒙活動への参加

2007年11月に環境会計を含む環境報告書を発行 チームマイナス6%への参加

エコプロダクツ2007出展

1人、1日、1kgCO2削減キャンペーン協賛 用紙類 

文房具用品 OA機器消耗品 名刺

トイレットペーパー

2007年達成率 70% 99% 97% 83% 100%

(2006年達成率) ( 75%) ( 98%) ( 98%) ( 84%) (100%)

改善率 ━5%

1% ━1% ━1% 0% CO2排出量

1990年度比17.8%(21.3%)削減※1

製紙・セロファン工場  リサイクル率90.9% 

全社  リサイクル率96.9%

段ボール・紙器工場   リサイクル率98.8%

製紙・セロファン工場   2000年度比原単位64%削減 段ボール・紙器工場    2000年度比原単位63%削減

全社最終処分量  参考 : 2007年度実績 : 7,099トン

段ボール平均坪量(m2当りの平均重量)

2004年比 1.5%削減(648.6g/m2)

2006年度より2物質増加

2006年度から取扱工場数に変化のあった物質と対象工場数の増減 エチレングリコール

2-アミノエタノール 銅水溶性塩

1工場減少 1工場増加 1工場増加

×

×

×

× ×(○)

二酸化炭素の

排出削減

段ボール・紙器工場 リサイクル率99% 製紙・セロファン工場 リサイクル率93% 全社

リサイクル率97% CO2排出量(化石燃料由来) 1990年度比20%削減

全社最終処分量※2

参考:2009年度まで5,500トン以下 製紙・セロファン工場 2000年度比原単位69%削減 段ボール・紙器工場 2000年度比原単位67%削減

段ボール平均坪量(m2当りの平均重量)

参考:2009年度まで

    2004年比1%削減 2004年度実績比m

2当り2%重量以上削減する

(百万円) (百万円)

環境保全効果の分類 環境パフォーマンス指標(単位) 2005年度 2006年度 2007年度

事業活動に投入する

資源に関する環境保全効果 エネルギー投入量(t-CO2) 950,854 918,257 886,113 事業活動から排出する環境負荷

及び廃棄物に関する環境保全効果 廃棄物最終処分量(t) 6,319 7,043 7,099

事業活動から提供する

製品に関する環境保全活動 製品の単位面積当たりの重量(g/㎡) − 650.6 648.6

効果の内容 金 額

2005年度 2006年度 2007年度

収 益 有価物の売却益 351 393

分 類 主な取組みの内容 投資額 費用額

2005年度 2006年度 2007年度 2005年度 2006年度 2007年度

729

0

0

25

0

0

754 4,272

0

0 7 0 0 4,279

579 0 4 13 0 0 596

4,508 0 400 347 2 3 5,260

4,592 0.1 372 374 4 25 5,367

4,652 0.1 352 383 90 7 5,485 2007年度結果

(1)事業エリア内コスト (2)上・下流コスト (3)管理活動コスト (4)研究開発コスト (5)社会活動コスト (6)環境損傷対応コスト 合 計

618

公害防止、地球環境保全、資源循環などの費用 容器包装リサイクル法の再商品化委託費用

環境マネジメントシステムの構築・運用費用 、環境教育、環境情報開示などの費用 環境配慮製品の研究開発費用など

地域の環境保全活動の支援(寄付を含む)など 土壌汚染修復費用

[ 環境保全効果 ] [ 環境保全コスト ]

[ 環境保全対策に伴う経済効果 ]

(11)

20 19

地球温暖化防止の取組み

廃棄物削減の取組み

継続的なリサイクルで、

廃棄物の削減に貢献しています

省エネルギー化の取組み強化で、

地球温暖化防止に努めています

金津事業所での看板 点灯時、消灯時 ※適用範囲: エネルギー起源CO(工場敷地内で使用する化石燃料および購入電力)2

※使用係数: 日本経済団体連合会「環境自主行動計画」の指定値(最新係数)を使用 ※各種類の値は四捨五入しているため収支が合わない場合があります。

CO

2

排出削減活動 2007年度総括

 2007年度の全工場のCO2排出量は886,113t-CO2

と、1990年度比で17.8%の削減(2006年度比3.5%の 削減)となりました。これは、生産工程の改善による省エネ ルギー化を推進するとともに、液化天然ガス(LNG)への燃 料転換、太陽光発電システムの導入など、よりクリーンなエ ネルギーへの燃料転換を行ったことが大きな要因です。  製紙・セロファン工場では、環境省の自主参加型国内排 出量取引制度(第2期)に参加し、利根川事業所のボイラー

燃料を重油からLNGへと転換しました。その結果、CO2排

出量は2006年度に比べ、4.2%の削減となりました。これ はレンゴーの工場全体のCO2排出量削減に大きく寄与し

ています。段ボー ル・紙 器 工 場は生 産 量 の 増 加に伴 い 、 CO2排出量は2006年度に比べ0.8%の増加となりました

が、新京都事業所における太陽光発電システムの稼動や省 エネルギー化の取組みにより、CO2排出原単位は2006年

度に比べ1.1%改善されました。

廃棄物削減活動 2007年度総括

 2007年度の全工場の廃棄物処分量は7,099t、リサイク ル率は97%となり、2006年度並みの結果となりました。生 産量あたりの廃棄物処分量(廃棄物処分量原単位)について も、製紙・セロファン工場が2.55kg/tと2000年度に比べ 64%の削減、段ボール・紙器工場が0.56kg/千m2と200 0年度に比べ63%の削減となりましたが、目標値を達成する ことはできませんでした。これらの要因として、製紙工場から 排出されリサイクル処理されていた焼却灰の一部が、リサイ クル業者の長期停止により埋め立て処理に変更になった事、 段ボール・紙器工場の工場リニューアル工事に伴い一時的に 廃棄物が増加した事が要因となっています。今後も、リサイ クルの推進と廃棄物発生量の削減に努め、最終処分量のさら なる低減を図っていきます。

工場における

最終処分量削減の取組み

■リサイクルフロー図

 東京工場では、汚泥の処理委託をして高品位の製鉄原料 にリサイクルする取組みを進めています。

 このリサイクルは、今まで、焼却後埋め立て処分をされて いたカーボンを含む廃棄物を、中間処理事業者によって還 元鉄や亜鉛といった資源の回収を行うシステムです。東京工 場では、この再資源化システムに今まで埋め立て処分してき た汚泥を委託する事が可能となった結果、最終処分量の削 減と、循環型社会の形成に貢献しています。

社内でのサーマルリサイクルを実施

 廃棄物の最終処分量の発生抑制を進めるレンゴーでは、 尼崎工場でサーマルリサイクルを行っています。これは、近 隣工場において「廃プラスチック」の焼却処理を取りやめ、 尼崎工場において熱回収を行い、製造工程でエネルギーと して使用しています。実施するにあたっては、工場間での規 約に基づいて運用を行い、限りある資源を有効に活用して います。

※最終処分量の定義:エコチャレンジ009では(構外排出量−リサイクル量)を最終処分量と定義しています。 ※各種類の値は四捨五入しているため収支が合わない場合があります。

チーム・マイナス6%への参加

35 40

30

2005 2006

38.1

269,268

重油・灯油・ 石炭・ガソリン

332,922

ガス

180,862

購入電力

103,061

液化天然ガス 35.8

2007 35.4 500,000

1,000,000

1990

総量

1,077,357

2006

総量

918,257

2007

総量

886,113

350 400

300

2005 2006

409.0 402.0

2007 382.4

■段ボール・紙器工場

 (単位:kg-CO2/千m2 ■製紙・セロファン工場 (単位:kg-CO2/t)

段ボール・ 紙器工場

製紙・ セロファン工場

[ 生産原単位あたりのCO2排出量の年度別推移 ] (単位:t-CO2)

[ エネルギー使用量の年度別推移 ]

[ 2007年度CO2排出量の内訳 ](単位:t-CO2)

886,113

合計

1.50

0.10 0.50 1.00

2000 2006

1.52

25,037 燃え殻・ばいじん

15,819 汚泥

4,563 廃プラスチック

176,561 紙くず 779

木くず 615 その他

5,831 金属くず

0.56 0.56

2007 2.00 3.00 4.00 7.00

5.00 6.00

1.00

2000 2006

7.05

2.56

2007 2.55 ■段ボール・紙器工場

 (単位:kg/千m2 ■製紙・セロファン工場 (単位:kg/t)

[ 生産量あたりの廃棄物処分量の年度別推移 ]

[ 2007年度の廃棄物発生量の内訳 ](単位:t)

229,204

合計

燃 焼 中間処理

埋 立

中間処理業者

還元鉄

亜鉛

レンゴー

 『チーム・マイナス6%』に参加しているレンゴーでは、「1 人、1日、1kgCO2削減」の応援キャンペーンに協賛し、「私

のチャレンジ宣言」に取り組んでいます。オフィスや工場にお けるパソコンの電源オフや、車のアイドリングストップ、クー ルビズなどの活動はもちろん、家庭でのCO2排出削減も積

極的に進めています。

 また、2008年は、環境省の呼びかけによるCO2削減のた

めのライトダウンキャンペーンにも参加。全国の各事業所・工 場において、6月21日および7月7日の午後8時∼10時ま で、看板などのライトや事務所での消灯を実施しました。

物流におけるCO

2

排出量削減の取組み

 レンゴーでは、段ボールや板紙をお客様に配達する物流 過程において、積載効率や実車効率の向上によるCO2排

出削減に努めています。

 また、段ボール工場で発生したトリミングロスを製紙工 場からの輸送便にて持ち帰り、板紙の原料として使用する ことで、循環型の物流システムを構築しており、再資源化へ の取組みを進めています。

126,300

951,057

129,847

788,410

130,935

755,178 100,000

200,000 100

95

90 (単位:%) (単位:t)

150,000

2000 総量 201,737

2006 総量 234,576

2007 総量 229,204

全工場の 廃棄物 最終処分量

全工場の リサイクル量

全工場の リサイクル率

18,558

7,043 7,099

90.8

97.0 96.9

183,179

227,533 222,105

[ 廃棄物発生量とリサイクル量、リサイクル率の年度別推移 ]

(単位:t)

カーボンを 含む廃棄物

埋立処理 再資源化

現在

参照

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